ひさ か た の 枕詞。 序詞(じょことば)とは何か?枕詞と何が違う?【意味をわかりやすく解説】

枕詞「ひさかたの」の解釈について

ひさ か た の 枕詞

ゆえに「しきしま」で「大和」全体を指す象徴となった。 枕詞は5文字の常套句で、修飾する語とされる語のペアが決まっているのが特徴です。 ぬばたまのこの夜な明けそあからひく朝行く君を待たば苦しも(『万葉集』作者不詳) あし(葦) なつかりの (夏刈の) 1-1 葦は夏に刈るものであるから。 いざ子どもやまとへ早く白菅の真野の榛原手折りてゆかむ(『万葉集』高市黒人) みかさのやま(三笠の山/御笠の山) たかくらの (高座の) 2-1 高御座には御蓋 みかさ が付き物なので、地名「みかさ」に転用した。 【関連記事】• (暗喩型) 入り日なす 隠り 「入り日のように隠れる」。 和歌の修辞法の一つですが、古い信仰心の名残のようにも感じられます。 雌雄居並ぶことが多いので「ゐな」に掛けた。

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「枕詞」の意味とは?序詞との違いや百人一首での使用例も紹介

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「しなざかる」は「幾重にも遠く隔たる」意。 麻を「を」とも言ったので、「をふ」に掛けた。 しらまゆみ敦賀の船路夜もなほおしてひきこす波のかげかは(『夫木和歌抄』藤原基家) なには(難波) あしがちる (葦が散る) 1-1 難波には葦がたくさん生えていたので。 語義不詳。 霰降り鹿島の神を祈りつつ皇御軍 すめらみいくさ に我は来にしを(『万葉集』大舎人部千文) かすが(春日) あさひさす (朝日さす) 2-1 朝日が「かすか」に射すゆえ類音の「春日」に。 >枕詞とそれに結びつく言葉との関係を分類したものについてはいくつもの研究があるが、もっとも大別的な分類をおこなった境田四郎の説[1]によって示せば、 1 意味関係でかかるもの 2 音声関係でかかるもの ということになる。

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ビジネス枕詞とは?人間関係を円滑にする現代の言葉の使い方 [ビジネスマナー] All About

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換喩型。 古くからあるので「久し」に掛ける。 玉藻刈る敏馬を過ぎて夏草の野島の崎に舟近づきぬ(『万葉集』柿本人麻呂) みの(美濃) ももきね? 「あぢ」は小鴨の類。 枕詞は古くは歌枕のひとつとされ(歌枕の項参照)、また「次詞」(『袋草紙』)、「枕言」(『落書露見』)、「冠辞」(『冠辞考』)などとも呼ばれた。 味酒 うまさけ 三輪 神に捧げる酒を「みわ」と言った。 2 古語「久し」と古語「方(かた)」について 歌の詠み手にとって、(相手との距離ができて以来)長き時間が経過し(=久し)、かつ時間のかかる遠い場所(=方)にいる。

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枕詞とは|本来の意味とビジネスでの使い方を例文と共に解説

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暗喩型。 近年ではが、序詞と枕詞をいずれも「連合表現」と括って、あまり両者を区別するべきではないと説いている。 かすが野はけふはなやきそ若草のつまもこもれり我もこもれり(『古今集』読人不知) つまや(妻屋) まくらづく (枕付く) 1-1 夫婦の寝室では二つの枕がぴったり付いているので。 枕詞 被枕 掛かり方 庭つ鳥 鶏 かけ 「庭つ鳥」は「鶏 かけ 」の異名。 うつせみの世は常なしと知るものを秋風寒く偲ひつるかも(『万葉集』大伴家持) 〃 くれたけの (呉竹の) 2-1 竹には節 よ があるので同音の「世」に掛けた。 三輪山は神を祭る山だったので。 白真弓いま春山にゆく雲の行きか別れむ恋ほしきものを(『万葉集』作者不詳) ひ(日) あまづたふ (天伝ふ) 1-1 天を渡ってゆくもの、すなわち太陽。

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枕詞「ひさかたの」の解釈について

ひさ か た の 枕詞

「枕詞」は原則として五音であるのに対し、「序詞」は五音+七音以上は必要• ですから、暖かくゆったりして気持ちが晴れているところに咲いている桜がちらほら散るのが気持ちを落ち着かせない、イケズ、というような意味が正しいと思いますよ。 。 小百合花ゆりも逢はむとしたはふる心しなくは今日も経めやも(『万葉集』大伴家持) よ(世) うつせみの (空蝉の) 1-3 人の枕詞を転用。 わがせこが来べき宵なりささがねの蜘蛛の行ひ今宵しるしも(『日本書紀』衣通姫) 〃 ささがにの (細蟹の) 1-1 細蟹は小さな蟹で、蜘蛛の異称。 鶏が鳴く あづまの国の…(『万葉集』柿本人麻呂) あはぢ(淡路) みけむかふ (御食向かふ) 2-1 食膳に出す「粟」から「淡路」を導く。

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ひさ

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そこに桜が咲いています。 梓弓入佐の山は秋霧のあたるごとにや色まさるらむ(『後撰集』源宗于) うち(宇智) たまきはる 2-1 「たまきはる」は語義未詳であるが、「内」の枕詞なので、同音の「宇智」に転用した。 枕詞が冠せられる語を調べると、(ちはやぶる)神、(ひさかたの)光、(あしひきの)山、(たらちねの)母、(くさまくら)旅など、古代人が大切なもの、聖なるもの、あるいは非日常的なものとして、尊んだり畏れたりした物事が多いことに気づきます。 また、 「百重なす」は後半部分にも意味をつなげており、 「心であなたのことを幾重にも思っている」 といったことも意味しています。 このように序詞1つで 2つの文の意味を結びつける働きをします。 蝉のこゑ聞けばかなしな夏衣うすくや人のならんと思へば(『古今集』紀友則) うつくし(愛し) なみくもの (波雲の)? また、上代文学の例では「ちばの」「とぶとり」「そらみつ」のように三音節・四音節の枕詞も数例認められる。

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序詞(じょことば)とは何か?枕詞と何が違う?【意味をわかりやすく解説】

ひさ か た の 枕詞

上記「そらみつ」を五音に整えたもの。 秋の露はうつしなりけり水鳥の青葉の山の色づく見れば(『万葉集』三原王) いけ(池) みづたまる (水溜まる) 1-1 水の溜まったもの、すなわち池。 今朝の朝け秋風さむし遠つひと雁が来鳴かむ時近みかも(『万葉集』大伴家持) きぎし(雉) さのつどり (さ野つ鳥) 1-1 雉は野に棲む鳥であるから。 たとえ自分1人で進めた仕事であっても、この表現を使う事によって、協調性を重んじる姿勢を表現できます。 掛かり方未詳。 遠つひと松浦の川に若鮎釣る妹が袂を我こそ巻かめ(『万葉集』作者不詳) まののはりはら(真野の榛原) しらすげの (白菅の) 1-2 近江国真野の榛原は白菅の生える場所だったので 換喩型。

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