読みやすいし、ぐいぐい物語に引き込まれるんだけど。 ただ、ちょっと『風神雷神』に登場する宗達はあまりにもビックリな人生すぎて、小説の途中ではもう宗達があの「風神雷神」を描いた琳派の祖といわれているあの宗達とは別人のような感覚で読んでしまいました。 「西洋に追い付け追い越せ」式の明治時代みたいな世界観のはずがないんですが、なぜか作中ではヨーロッパがアジアより上なのが誰にとっても自明のことみたいになってます。 また、 カラバッジョがミラノで修行をしていた時期に、天正遺欧使節が渡航していた歴史的事実もあるとのこと。 ・買い逃すことがありません!• 生まれ。
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それでもせめて、「ここまで周り中から好かれて何もかもうまく行くなんて、本当はあり得ないんだけどね(笑)」という客観的な、一歩引いた目を作者が持っていればいいのですが、それも見当たりません。 原田マハさん『風神雷神』を読んだ感想 2019年11月 PHP研究所 発行 美術(アート)という名のタイムカプセルがいま、開かれるーー。 ですので、ヴァリニャーノは最低でも「改宗するかどうかは任せるが、少なくとも欧州では君はキリスト教徒だということにするから、そのつもりで」くらいは宗達に言うべきです。 2005年『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー。 作品 [ ] 小説 [ ]• 織田信長の言動も大変茶目っ気があり面白く読みました。 奇しくも読んでる時にローマ教皇が来日された。 はるかな東にある国、ニッポンへと」。
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織田信長への謁見、狩野永徳との出会い、宣教師ヴァリニャーノとの旅路…… 天才少年絵師・俵屋宗達が、イタリア・ルネサンスを体験する!? 国宝「風神雷神図屏 風」の作者俵屋宗達を研究している主人公のもとに、ある人物が来訪。 最初は反目していた少年たちも、死と隣り合わせの旅からお互いを認め合う仲へ。 『インディペンデンス・デイ』(2010年 )• 有名な風神雷神図の作者である宗達が、少年時代に天正使節団に加わっていたら?というIF物語。 投稿者: 咲耶子 - 使節団と宗達たちの一行は苦難にあいながらもローマへの道をたどります。 アドベンチャー小説では 俵屋宗達のストーリーというよりも、話しの主となっているのは信長が西欧に送り込んだ天正遣欧使節という少年4人のアドベンチャー小説のような感じでした。
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原田 ( はらだ ) マハ ( まは ) 原田 マハ maha 誕生 1962-07-14 (57歳) 職業 、、カルチャーライター 言語 最終学歴 卒 活動期間 - 代表作 『』(2012年) 主な受賞歴 第1回() 第25回() 第36回() 親族 (兄) 公式サイト 原田 マハ(はらだ まは、女性、 - )は、の、、カルチャー・エッセイスト。 ローマ教皇が待つヴァチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の天井には〈天地創造〉が描かれてす。 カラバッジョは1571~1610年の人物で、俵屋宗達と同じ時代を生きたことは明らかだそうです。 そしてフィレンツェに到着し、宗達はレオナルド・ダ・ヴィンチの<キリストの洗礼>という聖母子像の絵を見ます。 『京都新聞』ほか連載を加筆し書籍化。
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アートについては上巻では日本の絵画の素晴らしさ、洛中洛外図屏風、下巻ではイタリア・ルネッサンスのレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、バロックのカラヴァッジョの絵の素晴らしさがよく伝わってきました。 宗達の人生や人物像などが何もわかっていないということをプロローグ部分でしっかりと明示しておき、読者の方にはフィクションであると理解して楽しんでいただけるように物語を構築しています。 では西洋ではどんな時代であったかというとルネサンス。 引用:原田マハ ウェブサイトより 原田マハさんは 若桑みどりさんの本『クワトロ・ラガッツィ』を参考にされた部分もあるようです。 12歳の原マルティノらのキリシタンの少年たちが学ぶセミナリオへ。 行ったかどうかの言及すらされません。
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ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。 で、それをクリアする度にやんややんや褒められるんです。 正直、原田マハさんが織田信長を描くとは思っても見なかったため、これは本当に嬉しい誤算です。 が、まさかのここで後のカラヴァッジョと偶然に出会い友人となる展開。 システィーナ礼拝堂の光景は「まるで天国だ」とマルティノは思います。 著者の原田マハ氏は学芸員の経験があり、これまでの作品も美術に関わるものが多いようです。 そんな使節の一人、マルティノと絵師・俵屋宗達が出会うまでの前編。
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相変わらずアートを軸にして、感情豊かでドラマティックな展開に胸躍りますね。 他作品を読んだ方なら、ああ、あの始まり方ね、と察しがつくと思うのだけど、個人的には「むかーし、むかし、あるところに……」という定型詞的な誘い方のように感じる。 その絆が、その想いが、傑作を生み出す! アート小説の旗手・原田マハが描く、一気読み必至の感動巨編。 南蛮の品を好んだ信長が、たまたま象だけは宗達の絵を見るまで知らなかったのだとすると、そんな偶然ありますかいな、という話になってしまいます。 - 『』で 第25回受賞、第147回候補、第10回第3位。 12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、17年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞、18年『異邦人』で第6回京都本大賞を受賞。 主人公たちは使命を全うした達成感と帰国への希望に満ちてるのが一層つらい。
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