地方都市で彼が毎回訪れているのは山形と岡山ぐらいで、それだけ山形の聴衆はカルロス・アギーレの音楽に共鳴し、文字通り心酔していると言っていいだろう。 カルロス・アギーレは、1965年アルゼンチン生まれの詩人で歌手であり、ピアニストでコンポーザーでもある。 心を静める音楽が、少し前からひそやかにブームである。 ウィンダムヒル系のオーガニックなサウンドにモダンジャズやフォルクローレのフレイバーをトッピングしたような音楽です。 自身が主宰するレーベル「シャグラダ・メドラ」より「カルロス・アギーレ・グルーポ」名義で3枚、ソロ名義で2枚、トリオ名義で1枚のアルバムを発表し、どれもが名作として大きな評価を得ている。 カルロス・アギーレの音楽的薫陶を受け、現在は互いに盟友として互いに大きな信頼を置く。
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彼の生み出す美しい音楽世界は彼の主宰する小さなレーベル、 シャグラダメドラ Shagrada Medraからひそかに発売されています。 本作と今回の来日公演ではカルロスが主としてフレットレス・ベースを弾いているという驚きもある。 聴き込むうちに、状況によって感じ方が変化することに気づく。 Leica M-P 240 + Summilux 50mm f1. またこの文章を書いている今日(2012年11月末)、ケーナ奏者の岩川光とのツアーのために、キケ・シネシが再来日を果たしたところだ。 というのも、この二日間のコンサートのほとんどにおいて、演奏の最後の一音が完全に減衰するまで、会場内に静けさが保たれていたからである(本作の最後を飾る「A Beto」はほとんど唯一の例外で、これはそのまま収録した)。 アルゼンチン出身の二人組 アルゼンチンらしい音楽といえばタンゴとかフォルクローレでしょうか? 彼らはアルゼンチンの出身ではあるけれど、アルゼンチンらしさを全面にだしているという感じはしません。
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「心を無にして音楽に向き合うのは久しぶりのことだった。 そんな時代の流れに逆らうかのように2009年、東京の西荻窪に「穏やかな音楽を集める」というコンセプトのCDショップ「雨と休日」がオープンする。 さらに、来日公演の際に 「私と、私が知りあった日本の素晴らしい人々との絆を象徴する曲」と演奏した名曲「Hiroshi」を、本コンピレイションのために、カルロス・アギーレ本人が新たにレコーディング。 2012年、本邦初のソロ名義での出演となった5月16日のパフォーマンスを中心とした録音(一部は前日の5月15日、「カルロス・アギーレ with キケ・シネシ」名義での公演から収録)。 最終日のアンコールでは彼らとともに、ブラジル・ミナスのデュオ、ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート(そして彼らのサポートメンバー、沢田穣治とMayaも)が一斉にステージに登り、アギーレ屈指の名曲「Los Tres Deseos De Siempre」、ヘナート&パトリシアの「Sat Narayan」を全員で演奏した(さらに後者で日本のシンガーソングライター、青葉市子が加わった)。
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そうした静けさに満たされた<sense of quiet>の東京公演二日間は、両日とも満場のスタンディングオベーションによって幕を閉じた。 ここに収録した名演も、彼らがこよなく愛する日本のリスナーが支え、生み出したといっても決して言い過ぎではないと思うのだ。 このアルバムに収めらえた豊かなハーモニーと清冽な響きは、新たなネオ・フォルクローレ名盤の誕生と言って良いだろう。 トレードマークの7弦ギターによる冒頭3曲のメドレー、続いてピッコロ・ギターに持ち替えて演奏される「Alta Paz」はさまざまなカヴァー・ヴァージョンを生んでいる。 6bit Leica M-P 240 + Summilux 50mm f1. エントレ・リオス州の州都パラナの郊外、パラナ河のほとりに住み、大自然のなかで創作活動を続ける。 6bit コンサート終わりに記念撮影を。
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本コンピレーション独占収録となる、プエンテ・セレステのルカス・ニコチアンとルス・デ・アグアのセバスチャン・マッキ、この2人のピアノ・デュオによる「GINCANA」の収録は、たおやかな叙情性をたたえた素晴らしい演奏。 この作品は昨年の山形公演と同じタイトルが冠されたもので、ここ数年彼が真摯に取り組んでいるテーマであり、山形公演での内容も本作と同様にピアノによる弾き語りであった。 染むように入ってくる時、孤独を覚える時。 現代アルゼンチンのネオ・フォルクローレの金字塔として、多くの人々にとって生涯の一枚となった『ルス・デ・アグア』の中心人物にして、シーンの次世代を担うピアニスト/コンポーザーとして美意識あふれる音楽を創造するセバスティアン・マッキ。 ここ日本でも、その高い音楽性と叙情性が一体となった唯一無二の美しい作品に心酔する人々が続出し、「静かなる音楽」ムーヴメントの中心的存在として局所的に注目を集めてきました。
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保護者のひざの上やベビーカーで静かにして頂く場合は無料ですが、他のお客さまや 会場等のご迷惑になる状況が生じた際は、退場をお願いする場合がございます。 アギーレに熱い想いを伝えると、日本では最も入手しにくかった2000年のカルロス・アギーレ・グルーポによるデビュー・アルバム『クレーマ』の日本盤のリリースを約束してくれ、日本での公演をぜひ実現したいとも言ってくれた。 」ー bar buenos aires 河野洋志 2012年2月にリリースされた『オリジャニア』から約6年、待ちに待ったカルロス・アギーレの新作はトリオ名義。 2018年1月には、ラ・プラタ河流域の作曲家/演奏家の曲をピアノ弾き語りで演奏するプロジェクト『ラ・ムジカ・デル・アグア(水の音楽)』で6年振りの来日ツアーを開催、2019年7月には同名アルバムをリリース。 そして、さらにカルロス・アギーレから繋がる静かで美しい音楽の数々が、bar buenos airesによって広められていく。
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出典 : HUMMOCK Cafe アルゼンチン音楽には、以前から興味があったので 生で聴けて良かったですわ〜。 地味な作品ではあるけれど、聴くほどに本作の放つ、穏やかな光に魅了されるだろう。 アルゼンチン音楽にちなんでアルゼンチンの食事を。 」ー bar buenos aires 河野洋志 2012年2月にリリースされた『オリジャニア』から約6年、待ちに待ったカルロス・アギーレの新作はトリオ名義。 「素晴らしきメランコリーの世界」発足に携わった元HMV渋谷店のマネージャーの河野洋志、同じくHMVジャズ部門バイヤーの山本勇樹、そして、カフェ・アプレ・ミディで有名な橋本徹が手がけたフリーペーパー『サバービア』のプロダクツや雑誌『relax』などにも音楽コラムを執筆していた音楽文筆家の吉本宏との3人で、2010年1月「カルロス・アギーレの描く音像風景と共鳴する、世界の美しい音楽を聴く」選曲会「bar buenos aires」をスタートする。 冒頭の単音弾きは穏やかな波打ち際の情景にも、大西洋の向こうに住む友人へのメッセージのようにも聴こえてくる。 今回は、セバスティアン・マッキ(ピアニスト/コンポーザー/シンガー)とのトリオでの来日である。
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