学校から帰った後のある日の夕方。 「けど、アンタを倒さないとダメって言われてるから。 着いてきてくれたエースとデュースとジャック…ついでに頭に張り付いているグリムと共に足取りが覚束無い海の中を逃げ回る。 佐倉直 様より 好きからはじまる未来 オレはあんまり、というかたぶん一度もおまえに好きだとは言ったことがないけど、ずっと心の中では痛いくらいに訴えてる。 海のアイドル 当社調べ と陸のアイドル 当社調べ の戦いってどこに需要あんの?みんな仲良くしようよ!ピリピリしてるしこんなんじゃ誰かしらがオーバーブロットしちゃうよ! なにか盛大なフラグをぶっ立てた気がしないでもないが、煽り合う二人には私の「ケンカヤメテヨー」というか細い声は聞こえていないらしく、どこぞの不良よろしくメンチを切り合っている。 そう言おうとして、結局口からはか細い吐息しか吐けなかった。
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「……梅雨、すきだ」 「こんなときに……冗談はやめて、勝己ちゃん」 「冗談でも嘘でもねーよ」 「どうして私なんか……」 「お前も同じじゃねーか、私なんかって俺が好きになったのは梅雨だ。 「カツキがいつもお世話になってますー」 ドンっと胸を殴られる。 いろんな感情が混ざり合って心の容量がパンパンになってから心の容器が壊れるようにしてはじめて泣くのだ。 声を殺して、個性ゆえの女子にしては大きな手で顔を覆って、それでもなお隠しきれぬ涙が指の間から落ちてゆく。 カツキとは中学からの付き合いだけど仲が良くて俺の前だけでは全部の感情を出してた。 『やっぱり好きだわ』 鼓膜を震わせた自分の声に我に返って取り繕うが遅かったようだ。 haruさん、コメントありがとうございます。
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はい、山本芳樹さんご出演、加藤健一事務所の出発の詩集 たびだちのアンソロジー を観てきました。 一人が好きだった。 「や、まもと」 泣きそうだ。 喜怒哀楽以外の複雑な感情をたくさん教えてもらった。 「にいさん……」 細い声でそう呟いて、瞬は苦しそうに眉間にしわを寄せる。 そうやって、どれだけ兄さんを困らせた事だろう。 けれど、小さくてもその声は頭の中に響いていて・・・ フラフラとした足取りで、壁に寄り掛かりながら歩いた。
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どうして俺なんだ。 涙止まんねえ…… 「泣くなよ、ばか……」 「ん、」 「泣くなって」 「うん……」 今こうして涙を流してることも獄寺を困らせてるってわかるのに止まらない。 無茶するとことか、自分のこと全然大切にしてくれないとことか嫌いなところだって結構あるけど、そんな嫌いな部分だって、好きだ。 高校生の恋だなんて恋に恋をしているようなもろだろうし、年上への憧れだとか教師と生徒という禁断の恋だとかそういう少女漫画じみたのものを夢見ているだけだろう。 獄寺のいない世界で生きていくなら、いっそオレは今ここで死んでしまいたい。 エースたちの何言ってだコイツ?という不思議そうな顔を無視して、私はよしウツボ二匹釣れた!と瞳を光らせる。
次のそれまで内緒だ」 クスッと笑い、目を瞑る。 そうそう帰ってきたら宅配ボックスに「ドラキュラ」のDVDが届いておりました。 アリスが泣き叫んでいるシーンで笑う男性が多いように感じました。 校舎裏で猫と戯れていれば蛙吹が胸に飛び込んできた。 光:大変だな。 なのでにんじんの入っていないカレーになりました。 「忍足・・・傍、離れんな」 「え?」 「テメェ・・・護衛なんだろ」 掴まれる力は酷く強くて、表情を伺おうとしたが、布団に潜ってしまっていてわからなかった。
次の瀬呂と切島にからかわれて爆豪に助けを求める。 それに、下手に動けない言ったんは景ちゃんやん」 「それは・・・そうだが」 口元をおさえ、考える素振りをする。 オレの本音なんかには関係なく忘れてしまえ。 それは僕を虐めていた人魚たちだけではなく、傍観にまわっていた人魚たちも同じように泣いていた。 右羽ちゃんは、きっと由乃ちゃんと志摩子のマリア様ね。 こんなのじゃ、オレの気持ちを伝えきれない。
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